INTERVIEW夢は女優。駆け出しSHOWROOMer・みうとりんの目標は“週刊誌に撮られること”

夢は女優。駆け出しSHOWROOMer・みうとりんの目標は“週刊誌に撮られること”
2019.01.24

SHOWROOMで目覚ましい活躍を見せた演者へのインタビュー。今回は大阪に住む“みうとりん”さん。女優を目指す彼女が、その夢を目指して2018年10月よりSHOWROOMに挑戦。なぜSHOWROOMだったのか、そしてSHOWROOMを通して叶えたいことなど、夢への想いを語ってもらった。

可愛らしいルックスで、癒し系の話口調が魅力のみうとりんさんだが、実際に会ってみるとスラリ長身の美人さん。
インタビューで印象的だったのは、慎重に自分の言葉を一つひとつ選びながら答える真摯な姿。そして18歳にして、しっかりと自分の考えを持っている。

大のアイドル好きを公言している彼女だが、自身が目指す道は芝居の世界。
その夢の近づくために始めたというSHOWROOM。
自分なりにこだわっていることや、夢を抱いたきっかけや今後やりたいことなど、さまざまなことを語ってもらった。

どうやったら自分の魅力をアピールできるのか。日々SHOWROOM配信の研究する日々

2018年の10月にSHOWROOM配信を始めたみうとりんさん。始めたばかりにも関わらず、「次世代SHOWROOMerイベント」で見事1位を獲得したわけですが、自分なりに何かこだわってることはありますか?

当たり前のことをちゃんとすることですね。初見さんが来やすいように「初見さん、大歓迎」とテロップを入れて定期的に呼びかけたり、コメントを見逃さないよう2台のツールを使って画面を見たり。SNSでメッセージをくれた方がルームに遊びに来てくれたら、その内容をお話して、「ちゃんと見てるよ」ということを伝えるように心がけたり……。

 

マメなケアが大切ということですね。とても丁寧な対応をされてますが、たまに塩対応でファンには“塩とりん”とも言われたりしていますよね?

ツンデレなところはあります(笑)。もちろんそういう対応が苦手そうな方にはしません!

ちゃんと使い分けをしているわけですね!

基本的には素を出してはいるんですが、不特定多数の方が見ているので、話し方や伝え方は気をつけるようにしています。言葉遣いも、普段はベタベタな関西弁を使うので「アホ!」とか「なんでやねん」とか言っちゃうんですけど、関西以外の方が聞くとキツく聞こえると思うのでなるべく標準語にしたり、マイルドな関西弁にしたりしていますね。

 

なるほど。お話聞いてると細やかな分析というか、たくさん気をつけいてるポイントがありそうですね。

配信中は「どういう伝え方をしたら自分に魅力を感じてもらえるか」とか、話すスピードを変えてみて、みんなが聞き取りやすいリズムを研究してみたり、自分なりに工夫をしてるつもりです。配信している以外の時間も反省点をメモしたり。毎日、SHOWROOMに費やしてる時間がほとんどです(笑)。

すごい。努力家!

すっぴんでいつも配信しているんですけど、それもメイクをしている時間がもったいないというか、その分配信していたいので。お見苦しいと思いますが……。

 

いや、すっぴんでもお肌がキレイなので、うらやましいです。

でもすっぴんだとSNSで「小学生みたいだ」とか、容姿のことを悪く書かれたりもして……。

 

え、そうなんですか。それは傷つきますね……。

いろいろ言われること自体は悪くないことだと、最近はなるべくポジティブに考えるようにはしています。

 

たしかに、アンチがいるのは注目されている証拠なのかもしれませんね。他に配信していて、大変だったことはありましたか?

私、朝がすごく弱いんですよ。だから朝配信はちょっと辛いです(笑)。なかなか起きられないので、起きる1時間半前くらいにはアラームをセットして。自分のペースでやればいいのかもしれないんですけど、ガチイベに参加している以上は多少無理してでも頑張らないといけない、と思ってます。あと実は始めたばかりの頃、アバターさん同士で喧嘩が始まってしまって、それがすごく大きくなっていってしまい……。ルームが大炎上してしまったんです。その時はさすがに落ち込みました。

女優になることに親は大反対。それでも叶えたい強い意志があるから、辛いことも我慢できる

みうとりんさんがSHOWROOMで「無理してでも頑張る」理由は何ですか?

SHOWROOMは生配信なのでファンの方と密に交流ができるし、そもそもすごく楽しいです。もともと自分が配信する前からSHOWROOMリスナーとして楽しんでいましたし。でも辛いことがあったとしても続ける理由としては、「SHOWROOMの先に目指すものがあるから」です。

私はお芝居の仕事をするのが夢なんですけど、親がずっとそのことを反対していて。どこかの事務所に入ったり、オーディションを受けたりすることが基本的にNGなんです。なのでSHOWROOMを始めることで、夢を叶えるきっかけを作りたかったのが配信を始めた理由で。だからちゃんと結果を残したいし、辛いことがあったとしても「ここでやめたら負けだ」と思ってモチベーションを上げるようにしています。

反対されているのはなぜですか?

芸能界に入れて成功したことしても、有名になればいろんなことを書かれたり言われたりしてしまう世界だし、プレッシャーとの戦いだと思うんです。それで、私はもともと自分の中にいろいろ溜め込んでしまうタイプで、学校でも人間関係にすごく悩んでいた時期があったんです。その頃、とても親に心配かけてしまって……。そんな私がうまくやっていけるのかを懸念しているんじゃないかと思います。

特に影響を受けた方っていらっしゃいますか?

ずっと好きなのは大島優子さん。AKB48にいらした時から大好きで、ポジションがあまりよくない時とか、カメラにちょこっとしか映らない時であっても常に全力でパフォーマンスしているところが本当にすごいと思っていて。総選挙で初めて1位になったときは人生で1番感動しました(笑)。

 

可愛いだけでなく、そういう取り組み方や生き方のようなものに魅力を感じるんですね。

もちろん、「とにかく可愛い!」という理由で好きな子もたくさんいるんですけど、ひたむきに頑張ってる人を見ていると応援したくなるんです。

 

“アイドル好き”とのことですが、アイドルを目指そうとは思わないんですか?

自分がやるとしたらお芝居に興味があるんです。あと、最終的に心を決めた理由がひとつあって。先ほども少しお話しましたが、本当は辛いのに笑顔をふりまいちゃうとか、自分の感情を外に出せなかったのでスクールカウンセラーの方に話を聞いてもらっていた時期があったんですけど、そのときに「自分をつくり込んでしまうんだったら、それを仕事にしちゃえばいいんじゃない?」とアドバイスをしていただいて。「仕事だ」と思えば気持ちが楽になるんじゃないか……と。そういうふうに言ってくださったことは大きいですね。

なるほど、そうかもしれないですね。ちなみに、家族にも内緒でオーディション受けて……というエピソードも聞いたりしますけど、そういったことはしなかったんですか?

受けたとしても絶対にダメと言われるのは目に見えてるので、内緒で受けるということはしていないですね。でも一度だけ頼みこんで事務所のオーディションを受けさせてもらったことがありました。

 

結果は……?

見事に落ちました(笑)。セリフを書いた紙を渡されて「演技して」と言われて、自分なりに強弱つけたいところとか、たくさんメモ書きして臨んだんですけど、いざ演技したときは頭が真っ白になってしまって。全然うまくいきませんでした。他の受けている子達はオーディション慣れしているのか、すごく堂々としていたんです。まずは何より自分に自信をつけることが大事だと思ったのでいい経験でした。

 

今は、自信はついてきましたか?

次世代SHOWROOMerのイベントで1位になって、今こうやって「SHOWROOM Magazine」でインタビューもしていただけて……。とても自信になりました。記事って形にもなりますし、親も少しだけ認めてくれた気がします。

毎日前向きでいることってなかなか難しいことだと思うのですが、みうとりんさんがモチベーションを上げたい時はどうしているんですか?

う〜ん……。実はそれをちょうど探しているところなんです。今は暴飲暴食に走ってしまって、2kgも太っちゃって……。それはちょっとまずいので、他にストレス発散方法ないか見つけたいと思ってます。

「自分は自分」。“みうとりんらしさ”を忘れないようにしたい

ではお芝居の仕事を本業にできたとして、今後の具体的な夢や目標はありますか?

私、有名になった証拠って「週刊誌に撮られること」だと思っているんです。それくらい注目される存在になれたらうれしいです。

 

週刊誌に狙われるということは、その人の情報を欲しがってる人が多いということですからね!

お芝居以外でも、バラエティ番組も出てみたいです。基本的には映像系のお仕事がやれたらと思っています。あとひとつやってみたいことがあるんです! 声優のお仕事にも挑戦してみたいんですけど、今って同じ作品でもアニメと実写と役者さんが別々じゃないですか? アニメの声優も実写の演技も同じ方がやったら面白いんじゃないかと思って。そのほうがファンもアニメと実写と、行き来しやすいような気がするんです。

おお、たしかに相乗効果になりそうですね! 俳優さんが声優をすることはあるのに、同じ作品を同じ役者さんがやるって、たしかに今までないかも……。

そうなんですよ。それを自分がやってみたいです!

 

実現することを楽しみにしています。では最後に、夢へ向かう上での決意や想いを、教えていただけますか?

夢を追いかける上で絶対に忘れていけないのは、自分らしさだと思っています。まわりに流されそうになったり、他人をうらやましく思うこともあるかもしれないんですけど、誰かのまねをしたところでその人のコピーというか、自分らしい魅力にはならないのかなって。他人からいいところを吸収するのは大事だと思うのですが、“みうとりん”という自分らしさにパーツだけを付け足していくようなイメージで、これからも夢へ向かっていきたいと思っています!

 

「自分らしさにパーツを付け足す」ってすてきですね。本日はありがとうございました!

ありがとうございました!

編集から

年齢に関わらず、つまずいたとしても、まわりに何かを言われようとも、熱量を持って夢を追い続ける姿はかっこいいと思う。
ずっと先を見据えているみうとりんさんにとってSHOWROOMは、夢の扉を開く“鍵”なのだろう。
扉を開けることができたなら、きっと世界はもっと広がるはず。
まだSHOWROOMも始めたばかりの彼女。
SHOWROOMが夢を叶えるきっかけになることを願っています!

みうとりんさんがもっとわかる!一問一答

Q.憧れの女優は?
石原さとみさん。
「これって本当に石原さとみさんの日常なんじゃないか?」と思わせるほどナチュラルな演技なので、私もそういう演技ができるようになりたいです。

Q.自分の長所は?
決めたことはすべてやり通す。

Q.では短所は?
大ざっぱなところ。
あとネガティブなところも、かな。

Q.癖はある?
髪の毛をすぐ触わってします。

Q.今行きたい場所は?
ディズニーランド。

Q.好きな食べ物は?
いちごと熟したメロン。

Q.特技は?
豚の鳴き声のまね!

Q.理想の男性のタイプは?
一途で誠実な人。
浮気しない人がいいです。

Q.座右の銘は?
「努力は必ず報われる」。
自分が思い描いているものではないとしても、努力は自分の成長の糧に絶対になると思うので。

 

〈撮影=内田裕介(MAETTICO)/取材・文=広瀬蒼乃〉

みうとりん

みうとりん

1月2日生まれの18歳。大阪府出身。男女問わず、そして国境問わずのアイドル好き。SHOWROOMは2018年10月より配信スタート。基本的にすっぴん&部屋着で配信するのが主なスタイル。

SHOWROOM
https://www.showroom-live.com/mezzostream_miutorin
Twitter
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Instagram
https://www.instagram.com/miutorin/
広瀬蒼乃

広瀬蒼乃

出版社でファッション誌や旅系の雑誌編集を経て、フリーランスに。可愛い子探しと、不摂生な生活を送りながらも健康ネタ集めと実践することが好き。昨年より念願の鎌倉暮らしを実現。

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