
SHOWROOMで目覚ましい活躍を見せた演者へのインタビュー。今回は、第31回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでSHOWROOM賞を受賞した佐藤聡太さん。SHOWROOMについて、俳優になるという夢について、そして自身の恋愛について語ってもらった。
これまであらゆるスーパースターを輩出してきた、「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」。
平成最後のジュノンボーイを決める第31回のコンテストが、昨年末に行われた。
今回は惜しくもグランプリは逃したものの、敗者復活戦枠でファイナリストに選出され、SHOWROOM賞を受賞した佐藤聡太さんにインタビューを実施。笑顔が最高に爽やかな青年だ。
フレッシュさ極まりない彼は、SHOWROOMで行われた敗者復活戦(BEST103に入れなかった応募者が参加。上位1名が最終選考会に進めるイベント)で見事勝利。ファイナルステージに立つことができた。
「ファイナリストになってほしい!」というファン達の応援があったゆえに獲得したポイント。それだけ期待値も高い、ということだ。
ほんの少し緊張した面持ちで取材現場に登場した佐藤さん。
SHOWROOMのこと、夢のこと、そして自身の恋愛についても聞いてみました。
爽やかなイケメンっぷりと“天然ボケ”のギャップが人気の理由
佐藤さんは「第31回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」のファイナリストとしてステージに出場、SHOWROOM賞を受賞されました。改めて最終審査を終えて、どうでしたか?
すごく緊張しました。SHOWROOM賞に選んでいただけて、とてもうれしかったです。
今回、BEST103に入れなかった方々がSHOWROOMで配信し、勝ち抜いた上位者がファイナリストとして最終選考会のステージに立てる……という敗者復活戦があったわけですが、そこで佐藤さんは見事1位を獲得しました。ご自身では1位になると思っていましたか?
まったく思っていなかったです! イベント終了5分前まで2位だったので。最後の数分で巻き返せて、1位になれました。でも(イベントが)終わった直後、自分では気づいてなかったんですよ。ファンの方のメッセージで「1位だよ!」と教えてもらって、「あ、ホントだ」みたいな(笑)。1〜6位までがずっと接戦で、学校行く前は2位だったのに帰ってきたら6位……とか、順位の入れ替わりもたくさんあったので、最後まで結果がどうなるか本当にわからなかったです。
それだけみなさんの応援があったということなのですが、ご自身では何が1番の理由だったと思いますか?
う〜ん。配信が面白いから?(笑)。
(笑)。それは、面白くしようとしてるんですか?それとも素が面白いから……?
話のテーマは決めない方で、ただ雑談するだけなんですけど、もともと“天然”なんです。それもあって意図せずボケてるみたいで……。それで「面白いね」と言ってもらえます。
甘いマスクだけど天然というギャップが、女子の心をぐっと掴めるんでしょうね! ちなみに、今回のコンテストに参加するまで動画配信の経験はあったんですか?
一度もないんです。正直、SHOWROOMの存在も今回初めて知って……。始める前は緊張したし、「ルームに人が集まらないんじゃないか」とか考えてしまって、すごく不安でした。
配信がスタートしてから順調にリスナーは増えていったんですか?
いや、最初は思ったよりも人が来てくれたんですけど……途中からいきなり減ったりもして。配信でやって欲しいことをアンケートとってそれを実践してみたり、人気がある配信者さんのルームをのぞいて、どんな配信しているのか研究してみたり……。試行錯誤しながらでした。
リスナーさんからはどんな要望があったんですか?
「カメラに向かって甘いセリフを言って」とか(照)。
ファンはたまらないですね。どんなセリフを……?
「俺だけを見ろよ」
おお。それは、すごく喜んでくれたんじゃないでしょうか。
めっちゃ恥ずかしかったですが、喜んでくれました。リスナーさんは女性の方がほとんどだったので、疑似恋愛のような要望は多かったです。
他の配信者さんのルームも研究したとのことですけど、佐藤さんなりにこだわったところはどこですか?
2回以上ルームに遊びに来てくれたら、その人の名前を何回も呼んだりしながら引きずり込む努力をする(笑)。
たしかに、それは定期的にルームへ来てもらうためには大事なことですね。ファンとしても親近感がわきます! 配信で大変だったことはありますか?
僕、朝がすごく弱いんですよ。イベント中は朝5時半くらいに起きて、歯だけ磨いて配信して……という日が続いたんですけど、起きるのが辛かったですね。
イベントは終わりましたが、SHOWROOMは今後も続けていきたいですか?
配信は楽しいので、続けたいです! あと、僕は俳優を目指しているのですが、映画出演権のオーディションイベントとかも積極的に参加していけたらと思っています。
大きな夢はアカデミー賞受賞! 誰かに影響を与えられる俳優になりたい
「俳優を目指している」というお話が出たので、“夢”についてもお話をお伺いしていきたいなと。そもそも俳優を目指したのは何がきっかけだったんですか?
高校1年生の時に『君の膵臓を食べたい』という映画を観たことがきっかけです。人生の中で1番感動して、映画館でもボロボロに泣いたし、観終わってから何日もその映画について考えていたくらいでした。この映画でヒロインの女の子が亡くなった時に、相手役の俳優さんが泣くシーンがあるんです。その表情や演技がとても印象に残って。とても感情移入できたし、胸に刺さりました。
それから僕も、「自分の演技で誰かの心を動かしたい」と考えるようになって。俳優になることが夢になりました。でも、親に反対されるだろうと思って一度は諦めたんです。
実際に反対されたことはあるんですか?
いえ、僕が勝手に反対されるだろうと思い込んで相談もしなかったんですよ。高校卒業して専門学校に入ったんですけどやっぱり諦めきれなくって、今回のジュノン・スーパーボーイ・コンテストに応募したんです。お姉ちゃんに相談したら「やってみなよ」と後押ししてくれたのもあって。でも応募すると決めてから、なかなか親には話を切り出せず……。夕飯になると「今日は絶対言うぞ」と思うんですけど、結局1週間くらいずっと言えませんでした(笑)。
(笑)。話を切り出してみて、リアクションはどうでしたか?
まったく反対されなかったです。むしろすごく応援してくれました(笑)。
よかったです! コンテストは終了しましたが、これからどういう俳優になっていきたいですか?
幅広い役を演じられる人になりたいです。もちろん主役は演じたいけれど、脇役もやりたいし、悪役もやってみたい。今は特に本格的な演技の指導を受けているわけではないので、いろんな作品を観て演技の研究をしているんです。中でも香川照之さんは圧倒的な演技力で、憧れます。役柄によって全然雰囲気が違うし、本当にそういう人間なんじゃないかと思わせるくらい自然ですよね。
具体的にやってみたい役はありますか?
恋愛映画で、彼氏役をやってみたいです! それで好きな女の子を追いかけたい(笑)。
佐藤さん自身も、恋愛では追いかけたいタイプですか?
そうですね。女の子からガシガシ来られるのは得意ではないです。告白も絶対に自分からしたい!
現代ってLINEなどメッセージツールがたくさんあるので便利な時代ですよね。そのあたりはどうですか?
LINEで告白はあり得ないですね。電話でもイヤです。やっぱり直接言わないと……。
おお、男らしい! 好きな女性のタイプとか、仕草はあるんですか?
好きなタイプはバラバラです。統一性がない(笑)。年上がいいとか、年下がいいみたいなものもないですね。でも今は年齢が離れた人と出会うきっかけがないというのもあるんですけど……。好きな仕草はベタですが、耳に髪をかけている姿はぐっときます。
その仕草好きな男性、多いですよね。女性にしかない仕草からかも? ついプライベートな質問にそれてしまいましたが……。恋愛映画で彼氏役をやりたい、とのことでしたが誰か理想とする俳優さんはいらっしゃいますか?
福士蒼汰さん。カッコいいです!
今回のコンテストで夢への扉が開いたと思うのですが、具体的に今後の目標があれば教えてください。
僕も映画をきっかけに俳優を目指したので、同じように僕の演技を見て、「俳優になりたい」と思ってくれるような俳優になりたいと思っています。もっと具体的に言うと、アカデミー賞で受賞したいです。手に届かないと感じるようなカリスマ性のある俳優さん、憧れます(笑)。
では最後に、夢へ向かうべく抱負をお願いします!
これから大きな俳優になるべく、全力を注ぎ込んで頑張ります。これからもSHOWROOM配信、見に来てください! 応援よろしくお願いします!
聡太さんがもっとわかる!一問一答
Q.長所は?
笑顔がすてき(笑)。
Q.では短所は?
友達といる時にふざけすぎちゃうところ。
Q.一番自慢できるところは?
腕相撲が意外と強い。
お父さんが鍛えるのが大好きで、ゴリマッチョなんです。毎日夕食後、テーブルを片付けてお父さんと腕相撲しているうちに強くなりました。
Q.一番好きな食べ物は?
ざるそば。
Q.嫌いな食べ物は?
タイ料理全般。
Q.今行きたい場所は?
沖縄。
以前沖縄旅行した時に雨だったので晴れてる時にもう一回行きたい。
Q.理想のデートは?
ドライブ。
Q.もし100万円を自由に使っていいと言われたら?
ホームシアターを買う。
今も家にあるんですけど、グレードアップしたい。
Q.座右の銘は?
日進月歩。
編集から
ビジュアルも声もとにかく癒し系で、
「王子」というあだ名がつきそうな、爽やかな好青年だ。
一日の終わりに配信を見れば、このまろやかな雰囲気が疲れを癒してくれそう。
今後カリスマ俳優として活躍していくことを祈りつつ、
「売れても、その謙虚で素直さが魅力の佐藤さんでいてほしい」という老婆心も生まれてしまった。
恋愛映画で甘いセリフを放つ姿、期待してます!
〈撮影=内田裕介(MAETTICO)/取材・文=広瀬蒼乃〉
佐藤聡太
1998年11月30日生まれ。北海道出身。現在は専門学校の学生。俳優を目指して「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」に挑戦。
広瀬蒼乃
出版社でファッション誌や旅系の雑誌編集を経て、フリーランスに。可愛い子探しと、不摂生な生活を送りながらも健康ネタ集めと実践することが好き。昨年より念願の鎌倉暮らしを実現。
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