
MISS OF MASK2022 グランプリに輝いたいちみさん。昨年、このイベントに出場するためにSHOWROOMを始めたが、最終日に敗退。ラストチャンスで挑戦したMISS OF MASK2022でグ ランプリに輝き、昨年のリベンジを見事に果たしました。そんないちみさんに、MISS OF MASKに込めた想い、人生の分岐点となったコロナ過での日々に芽生えたことなど、その背景に あった物語をインタビューでお届けします。
「SHOWROOM?なんだろう」。MISS OF MASKのイベント出場の際に始めて知ったんです。
きっかけはインスタで、MISSOFMASKのイベント広告を見て知りました。最終日までエン トリーするのを迷っていたのですが、滑り込みで入れていただいたんです。そこから SHOWROOMの審査がありますって返答が来て、「SHOWROOM?なんだろう」って思っ て、中身を全く知らなくて(笑)。配信ということで、自分には向いてないと思ったんです けど、イベントに参加する機会をいただけたので、「ちょっと頑張ってみよう」と思って始めました。
普通、ライブ配信って顔や見た目の印象って絶対大事だと思うんですけど、マスクをしてい る私の場合は、何がきっかけで皆さんが見に来てくれるのかがずっとわからなくて。最初は 緊張と恥ずかしさがありました。
でも、ラジオの配信をずっとやってて、“声が良いね”と褒められて。 歌を歌ったときは歌を褒めてくれたり、マスクをしてるときでも見た目を褒めてくれたり。
いろんなことで、「いいね」と褒めてくれることが多くて、そういうのが嬉しくて続けてる感じですね。
MISSOFMASKのイベントに出るのがきっかけで、SHOWROOMに登録したので、最初からマスクをつけて配信することがルールでした。なので、最初からずっとつけっぱなしっていう感じですね。今では、違和感なくすっかり定着しています(笑)。
去年のMISSOFMASKで決勝で敗退。今年は、年齢制限があって最後の挑戦でした。
普段は事務の仕事がメインでパソコンに向き合って、8時間ずっとカタカタやっています。 配信できる時間は、夜帰ってきてからですね。SHOWROOMは、自分が息抜きできる場所という位置づけでもあります。コロナで外に出る機会が減り人と話す機会もなかったのですが、画面を通して話を聞いて、コメントで会話することが実際にリスナーさんとお会いして るぐらいのリアリティを感じていました。それがすごい楽しいです。
このイベントをやってみたいって思って踏み出したのですが、去年のMISSOFMASKでは、 決勝で負けてしまって。今回は、年齢制限があって最後の年だったんです。だから、「絶対 出ます」って去年負けたときからずっと言ってて。応援してくれる人が、この1年間の中でどんどん増えていき、イベント最終日には応援してくれてる人が画面上で物凄く盛り上がってるところを見れた瞬間が1番嬉しかったです。
絶対これをやらなきゃいけないみたいなものは、特に考えてはなくて。来年のイベントに向けてフォロワーさんや聞いてくださる人、見てくださる人を増やすことが大事だなって思っていました。いろんなイベントに出て、歌を歌ったり絵を描いたり、他の配信者さんがして いることを真似てみたり。いろんなことに挑戦してルームのみんなで仲良くなるということ を意識していましたね。
自粛生活を過ごしていた中で“何かできることないか?”って新しい挑戦を探していた。
マスクをしていると、実際の顔よりよく見えるっていう話をよく聞いて、「確かにそうだ な」って。TikTokなどのSNSで、マスクを取った時のギャップにびっくり!!みたいなのが流行ったのを見て、マスクのイメージって今はすごく大事なんだと思いました。でも、私にとっては、【コロナが流行っているから、しなきゃいけないもの】であって、マスクに対し てあんまり良いイメージがなかったんですよ。
でも、マスクをしなきゃいけないからこそ、“どうせするなら楽しく気分が上がる”ようなも のにしたいなって。いろんな色や形を自分で試したりして、「これが良いな」、「こんなマスクもあったよ」という話を普段からよくしていますね。
結構あります。普通の白いやつから、色もの、デザインが入っているもの、形が違うもの、ダイヤモンド型っていうんですかね、日々いろいろ試して、「これが良いな」と試行錯誤しています。
一番お気に入りです。ベージュのマスクが使いやすくて。ベージュがいろいろあるので、人それぞれ似合う色があるんですけど、自分的にはこれが一番良いかなって思って使っています。
逆に「マスクするからメイクしなくて良い」という女性もきっと多いと思うんです。私自身は顔のパーツの中で、「目元に特徴があるね」ってよく言われることが多いので、マスクを する際は目元のメイクをしっかりするようになりました。
マスクを通じて、 新しいことに挑戦できるようなきっかけ作りを目指して
グランプリを獲った特典でマスクブランドを作らせていただけるので、今いろいろと考えている最中なんです。自分がなかなか外に出られない状況で、マスクを通じて楽しいことを見つけることができたので、私の作るマスクが、1人でも多くの誰かの“新しいことに挑戦でき るようなきっかけ”づくりになったらいいなと思っています。
憧れている方はたくさんいるんですけど、芸能人だと中条あやみさんがめちゃめちゃ好きです。見た目は、クールな感じの印象が強いんですけど、話している姿や普段のバラエティーに出てるときの性格がすごい好き。かつ飾らない感じに憧れていますね。
自分は、友達や同年代の中でも、本当に自粛生活を厳しく過ごしているので、その中で何か できることないかな?っていうのをずっと探してました。コロナ禍をきっかけに新しい挑戦 をしたいなって思っていたので、結果、こういうふうにグランプリを受賞できて、行動して 良かったなって思ってます。
今後は、“これを絶対に叶えたい”という目標はまだ持ててなくて。でも、こういうふうに自分で一歩踏み出して、夢やチャンスを掴むことができた経験が自分の中では大きな強みに なっています。
今までは言われた通りの、「これくらいだったら良いかな」っていう最低ラインのところしか歩いてこなかったので、“それより一歩上に行けるような”いろんなことにチャレンジして いける自分になれたら良いなって思います。いつかイメージモデルのイベントに出て、1位を取りたいです!
いちみさんがもっとわかる!一問一答!
Q.座右の銘は?
恥ずかしいですが、自分の中でいつも言っている言葉があって、“宇宙一スーパーハッピー ガール”っていう言葉です(笑)。笑うことを大事にしてて、自分が笑ったり楽しく過ごす ことで、まわりの人が楽しく過ごせるのが理想です。
Q.好きな映画、音楽、漫画…etc 何でも教えて!
曲も歌詞も歌声も良くてあいみょんさんが好きです。恋愛の曲が多いので、自分と重ならなかったとしても、その人の気持ちがイメージできる曲が多い。ドラマ主題歌なんかは感情移 入して泣いちゃうことも。(笑)
Q.周りからどんな人って言われる?
真面目て言われますけど、「話すと全然違うね」と言われます。
でも、実を言うと本当に根っからの真面目人間です(笑) 真面目って私の中であんまり良いイメージがなくて、違うイメージに変えたいなと思ったり もしますけど(笑)。
Q.モーニングルーティンを簡単に!
朝ごはんは絶対に食べるようにしてます。これは、幼少期からずっとなんですけど、なにがあっても朝食べる。女性は、時間がない時メイクを優先させる人が多いかもしれないです が、私は絶対にごはんを食べるって言う(笑)。
Q.ナイトルーティンを簡単に!
夜は、お風呂に入って、ごはんを食べて、配信をするのが大きな流れです。
配信を始めて、写真を撮って上げることが増えたので、今までズボラだったんですけど、美容にこだわるようになりました。毎日パックをしたり、自分に使う時間を作っています。
編集より
成功体験が人を変えることがありますが、いちみさんのコロナ禍をポジティブな力に変えて自身の夢を掴んでいく力強さに刺激を受けました。今後は、どんな形で夢を掴んでいくのか。そんな活躍をとても楽しみにしております。
〈撮影=長田慶 / 取材・文=池田鉄平〉
いちみ
常陸の国からやってきた 173cmのミステリアスガール。
昼は会社員、夜はマスク配信者として2つの顔をもつ。
誰かの心を動かす広告モデルになるため、日々奮闘中! クールな印象とは裏腹に、配信では声と笑顔でとびきりの癒しをお届け。時々、ギャップのある歌声も聴けるかも!?
いちみの魅力にハマってみては?
▶️オリジナルマスク近日販売予定!
池田鉄平
Jリーグ、国内・外資系のスポーツメーカー勤務を経て、メディア活動に転向。
各ジャンルのトップランカーを取材を行い、様々な媒体で執筆をしている。
音楽一家で育ち、過去にアーティストとしてインディーズデビューも経験。
現在、SHOWROOMでは新規イベントを募集しています!
舞台やドラマの出演者募集、ライブ出演アイドル募集、キャンペーンガール募集などをSHOWROOMで開催してみませんか?
また、SHOWROOMを盛り上げてくれる配信者を随時募集しています!