INTERVIEW“クラシックとポップスの垣根をつなぐ”、マルチジャンルシンガーの陽香留さんが歩く、唯一無二の音楽道。

“クラシックとポップスの垣根をつなぐ”、マルチジャンルシンガーの陽香留さんが歩く、唯一無二の音楽道。
2022.10.27

  

「SHOWROOM夏まつり2022おまつりライバー決定戦」、祭りだ!ギフトランキング部門で、優秀アンバサダーに選ばれた陽香留さん。SHOWROOM配信では、音楽大学出身で音楽ジャンルの垣根を越えた、マルチジャンルシンガーとして多くのリスナーを引きつける。「クラシックとポップスの垣根になるような存在になりたい」と語る、陽香留さんの胸中に迫ったインタビューをお届けします。 

SHOWROOM夏まつり2022
https://award.showroom-live.com/summer2022/

※こちらの記事は2022年9月下旬頃取材させていただいた内容となります。

SHOWROOMを始めて、歌のレパートリーやライブに来てくれる方が増えました。

 

陽香留さんの普段の活動を教えていただけますでしょうか。

音楽大学出身で、ソロのシンガーソングライターとしてライブ活動をしています。近年だと新しい名義でのデビューが決まりました。陽香留からの子音だけとって、『hkr』という名前です。河村隆一さんからプロデュースをしていただけることになったので、制作活動を進めています。

あと、音楽大学出身4人組ユニットで活動している『Luminous』の定期コンサートや企業さんからお仕事を頂戴したりと、日頃から歌を歌って活動しています。

 

元々、様々な歌う活動をしていたと思うんですけれども、SHOWROOM配信活動によって、歌活動に良い影響はありましたか?

SHOWROOMを始めたのは、「もっとより多くの方に歌を聴いてほしい」、「コンサートの場に足を運んでくださる方が1人でも増えたら」という想いで始めたんです。そしたら予想よりも多くのリスナーさんが画面の向こうから飛び出して、リアルに会いに来てくださったんです。これからも増えてくださったら良いなと思ってるところです。

あと、レパートリーが増えましたね。リクエストをいただけることもそうですし、日々いろんな企画をしているので。秋という言葉がタイトルにつく曲特集とか、日本の童謡って秋の曲が多いので、日本の童謡特集を歌のお姉さんに扮してやったり。そういうことをやるときに、「新しい曲、今日の配信のために2曲ぐらい練習しよう」と。自分1人で歌っているだけでは増えなかったレパートリーができましたね。

終わった瞬間、人生でこんなに泣いたことないと思うぐらい泣きました。

 

今回、「SHOWROOM夏まつり2022」おまつりライバー決定戦、祭だ!ギフトランキング部門 優秀アンバサダーおめでとうございます!7月1日から8月31日まで、どんな2ヶ月でしたか?

始めるときは長いなあと思ってました(笑)。SHOWROOMのイベントって主に1週間、長くて10日間の中で、ひとつのことをずっと呼びかけ続ける「このイベントに出てるからお願いします」を2か月間ってやっぱり長いなと思って。

でも終わってみたら本当にあっという間だなと思いました。途中つらい場面もありましたが、なんとか無事に終わったという気持ちです。

 

実際に優秀アンバサダーが獲れたときの、最初の芽生えた感情ってどんな達成感でしたか?

終わった瞬間、人生でこんなに泣いたことないと思うぐらい、「うわーって泣いて」他のライバーさんやお世話になったルームに挨拶とかに行ったら、「すごい汚い泣き方してたね」って配信で言われて(笑)。

「本当に子供みたいに泣いてたね」っていろんな人から言われて、自分でもそうだったなって思いました。1週間のイベントだけでもよく泣いちゃうことがあるんですけど、2ヶ月という日々の長さで、込み上げるものの量が全然違いましたね。

 

解放された、安心感みたいな感じですかね?

そうですね。解放されたし、本当に不安でいっぱいだったので、喉の手術のこともそうだし。今回私は繰り上げの措置があってアンバサダーにならせていただいたので、自分のルームだけじゃなくいろんな兼ね合いがあって、本当にわからなかった。終わって結果をリスナーさんが伝えてくださった瞬間に、いろんな情報が一気にバッて入ってきて、嬉しかったですね。

最終日の8月31日は、14時間近く配信をしたんです。最終日はやっぱり感謝を伝えたいことがいっぱいでした。

ワンマンライブのタイトルは「残星」。夏の名残りを持ったままみんなと楽しみたい

 

「SHOWROOM夏まつり2022」おまつりライバー決定戦、祭だ!ギフトランキング部門 優秀アンバサダーを経て、今後の挑戦したいことは見つかりましたか?

具体的なことでいえば、元々配信ではオペラも歌ってるんですけど、最近は喉のこともありそんなに頻度的には歌ってないので、歌う頻度をもっと増やしていきたいなと思います。

SHOWROOMを通して、自分の歌を聴いたり、いろんなジャンルに触れる人が増えたりすれば良いなって思います。「クラシックとポップスの垣根になるような存在になりたいです」。
そういう音楽をもっと届けていきたいなと思ってます。

 

10月29日には、ワンマンライブを控えていますね。ライブへの想いなどを聞かせてください。

ありがとうございます!今年も8月にワンマンライブをやるよと言ってたんですけど、喉の手術の日程が決まったこともあって、夏にやれなかったんです。だからこそ、自分としても、リスナーさんにとっても「待っていた」待望のワンマンライブになってます。

去年は「恒星」というタイトルでやりました。恒星は太陽という意味で、自分の名前にも太陽の陽の字が入っているので。

そして今年は「残星」というタイトルです。「夜明けの空にまだ光っている星という意味の“残る星”」という言葉らしいんですけど、夏にできなかったけど、夏の名残りを持ったままみんなと楽しみたいという意味でタイトルをつけました。

 

とても素敵ですね!ライブの演出や演奏の見どころはありますか?

バンド編成なんですが、ギターはあえてなしで、ジャズでいうジャズトリオっていう。
ピアノ、ベース、ドラムとバイオリンという珍しい編成です。

理由は自分が喉を壊してから、声がめちゃめちゃハスキーになりジャズが似合う声になったんです。オリジナル曲を中心に歌うんですけど、ジャズっぽい編成でやってみたいなと思ったのがきっかけです。初めての試みなので、ぜひ見てほしいなと思ってます。

ナレーションなど、歌以外にも声を活かしたことに挑戦したい

 

ライブのタイトルで「恒星」や「残星」など、星空の下でライブが出来たら良いですね。

今やってみたいと思ってることが、プラネタリウムでライブをしてみたいんです。
今年の1月に「星の命名権」というイベントにも出て、そこでみんなと一緒に星に名前をつけたりしたんです。プレートを頂いて、スプリングブルック天文台という、オーストラリアにあるところの、命名書をもらったんです。

いつかプラネタリウムに招待してライブしたいですね。

 

最後の質問になりますが、陽香留さんが今後挑戦してみたいことをお聞かせください。

今年に入ってから、歌以外ことでやってみたいと思っていた夢がいくつか叶ったんです。ラジオのパーソナリティをさせていただくようになったのと、朗読ライブに初めて出演しました。初めての経験で、同じ声を使う仕事でもまったく違う世界でした。

朗読ライブもSHOWROOMで知り合った声優ライバーさんにお誘いいただいたんですけど、すごい難しかったです。練習した録音とか聞くと、「こんなに自分、滑舌悪いんだな」って思ったり(笑)。

楽譜みたいに台本に少し書き込みながらやったんですけど、難しかったですね。
でも、声を使うお仕事という意味でも幅を広げるには、とても良い経験になりました。
朗読劇の中で歌も入れ込ませていただいたんですけど、すごく親和性の高いものだなと思いました。今度はナレーションなどにも挑戦できたら良いなと思っています。

陽香留さんのことがもっとわかる!一問一答

Q.生まれ変われるなら何になりたいですか?
アメリカ人になりたい。アメリカのティーンエイジのハイスクールミュージカルとか最高にハッピーじゃないですか。日本には絶対にいない陽気な感じとか、超素敵と思っています。

Q.仮に過去にもし戻れるんだったら、どのタイミングに戻りたい?
高校生ですね。単位制の学校だったので、自分で授業を選べて演劇や舞台の裏方ができる授業もあったんです。今になって照明、音響さんのことをもっと理解できるようになっておけば良かったなって。

Q.歌以外のお仕事をもし仮にやらなきゃいけないとなったら?
昔から思ってるのはマッサージ師、料理人、美容師。身内にいる人がうらやましくて、そういう万人に喜んでもらえる仕事をしてみたいです。

Q.陽香留さんの得意料理を教えて!
キーマカレーです。これはもう母の味。とにかくいろんな具材を細かく、ひき肉と同じ大きさに刻むとなんでも入れられるという。大量に作って、冷凍とかにしても食べています。

Q.一番影響を受けた人を教えて!
中学の音楽の先生ですね。私は、生徒会長をやってたんですけど、音楽の先生が生徒会の顧問で、とても厳しい先生でした。生徒会と吹奏楽の両方でこってり絞られて(笑)。礼儀をすごい細かく教わり勉強になりました。

編集より
インタビュー中も素敵な声で受け答えがとても心地よかったです。歌を通じて様々な可能性や希望を兼ね備えていると思いますので、陽香留さんらしい唯一無二の音楽道を歩んでいってほしいと思いました。音楽界で飛躍していく姿を楽しみにしています。


【Information】
10月29日(土)
【陽香留ワンマンライブ「残星」】
●18:30開場/19:00開演
●南青山MANDARA

来場チケット https://tiget.net/events/205332
配信チケット https://eplus.jp/sf/detail/3723120001


〈撮影=長田慶 / 取材・文=池田鉄平〉

陽香留

陽香留

洗足学園音楽大学声楽コース卒業。
シンガーソングライター、メゾソプラノ。

2019年、女性ボーカルユニットLuminous(ルミナス)
メンバーとしてメジャーデビュー。
2022年、河村隆一氏プロデュースにて
hkr(エイチケーアール)として活動を開始。

近年ではSHOWROOMでのイベントを通して、テレビ神奈川、北陸放送、山陽放送など地上波での楽曲放送エリアを拡大中。全国局制覇が目標。
テレ東「THEカラオケ★バトル」歌の異種格闘技戦ルーキーズカップ優勝。

SNS
https://lit.link/ccsingerhikaru
池田鉄平

池田鉄平

Jリーグ、国内・外資系のスポーツメーカー勤務を経て、メディア活動に転向。
各ジャンルのトップランカーを取材を行い、様々な媒体で執筆をしている。
音楽一家で育ち、過去にアーティストとしてインディーズデビューも経験。

Twitter
https://twitter.com/tetsu1138

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