
SHOWROOM夏まつり2022おまつりライバー決定戦、修羅の道ランキング部門 特別アンバサダーに選ばれた伊藤麻衣さん。
毎日SHOWROOM配信をしながら、自身のブランド「maito」を立ち上げてデザイナーとしても活動している。「目標は誰もが知るブランドにすること」と語る、伊藤麻衣さんの胸中に迫ったインタビューをお届けします。
SHOWROOM夏まつり2022
https://award.showroom-live.com/summer2022/
※こちらの記事は2022年9月中旬頃取材させていただいた内容となります。
“自分のブランドを立ち上げる”“モデルになりたい”コロナ過に抱いた夢
今年1月に発表した自分のブランド「maito」をメインにやっています。日頃の活動は、配信をするか自身のブランド活動をしています。
ブランドオフィシャルサイト maito
https://maito.official.ec/
2年半前にショーのスタイリストをやっていたんですけど、新型コロナウイルスの影響でお仕事が激減してしまったんです。作られた服をスタイリングしてコーディネートする仕事がどんどん減っていっちゃって、スタイリストも要らなくなっていったんです。
そこで、「自分に何ができるんだろう?」って考えたときに、“自分のブランドを立ち上げる”ことと、スタイリストとしてモデルさんと関わる機会がすごく多かったので、“自分もモデルさんになりたい”という挑戦もかねて、SHOWROOMに参加させていただきました。
2020年の3月ぐらいに休業になって、6月から配信を始めました。その3カ月間で、何ができるんだろうって考えていました。
そのとき、『bis』の雑誌モデルオーディションがあったんです。それをSNSで見たときに、参加してみようって思って。それがSHOWROOMとの出発点ですね。
最初は、何を話したらいいのだろうと、他愛のない話をして、モデルを目指すというよりは、配信に慣れることが大変だったなっていう(笑)。でも、応援してくださる方が増えるうちに、「自分はここを目指しているのだから全力で取り組もう」とモデルに対する意識が持てた感じでしたね。
歌を歌ったり、企画をしたり。渋谷PARCOのハンバーグ屋のイベントがあったときは、ハンバーグを紙粘土で作って、「こんなイベントをやっているんだよ」って分かりやすいようにつるして配信したり。目を引くようなことをいっぱいやろうと思って、色んな工夫をしています。
他にもアパレル関係もあって、『bis』のイベントがあったときに、自分がデザイナーとしてモデルさんに着せたい洋服を、企画中の2週間で作ったりして。私のお仕事も組み込みながら、イベントをみんなに楽しんでもらうっていうことをしていました。
アイドルソングを知らなかったんですが、今では坂道グループを歌います。
いや、全然好きではなくて、アイドル曲とか全く知らなくて(笑)。私が聞いていたのは、AKB48さんの『ポニーテールとシュシュ』ぐらいで。ファンの方がアイドル好きな方が多くて、こういうのがみんな好きなんだなと思って勉強したりして、歌うようになりました。
乃木坂の『I see…』っていう曲と日向坂の『キツネ』っていう曲は、まいまいルームではみんな盛り上がります。とても盛り上がるので、それ用にアバターを作っています。
歌うときは、「みんなこれに着替えて」みたいな感じでアバターに着替えてもらったり。ルーム独特の楽しみ方をしています。
大体、12時からと21時からの配信で。美容が好きなんですけど、お昼はメイク、美容やスキンケアの配信をやったり、21時の配信は歌ったり、いろんな企画をします。
2年やっているから、何の企画をしたらいいんだろうなっていうのはあるんですけど。みんなも一緒になって楽しんでくれるので、頑張って考えてます。
「楽しみながら限界突破」で勝ち取った、特別アンバサダーへの道のり
「修羅の道」に関しては、夏まつりの特設ページが出たときに、実行委員という立ち位置で挑戦してみようか、ランキングに参加しようか迷ったんです。自分のブランドの新作を出すっていう時期でもあり、うまく動けないと思ったので今回はランキングに力を入れようと思いました。
私は2年、配信していますがベテランの方が上位におられるので、最強ライバーランキングや祭りだ!ギフトランキングに立ち向かうのも楽しいのだろうけど、今回は新しくできた「修羅の道」に挑戦してみようと思いました!チャンスかもって思ったんです。
自分が挑戦できるランクだと思ったので、やろうと決めました。
「楽しみながら限界突破」っていうスローガンを立ててやっていたんです。終わってからも、「みんなどうだった?」って聞いたら、ルームの皆さんも「すごく楽しかったよ」と言ってくださって。本当に挑戦の夏という感じでした。
7月中は祭りだ!ギフトランキングと最強ライバーランキングで、50位以内に入るっていうのが条件だったんですけど、まずそれを頑張って。普段はガチイベを1カ月に1回やっているんですけど、8月は1カ月に2回やりました。他にも上位を目指すイベントに出たんです。
なので、いつもと違ってガチイベに2回出るっていうのが大きかったのかなって思ってます。
イベントや修羅の期間中に撮影もあって、いろいろ慌ただしかったんです。それでもみんなが、過去に1位になった特典での撮影風景や画像を見て、さらに頑張ろうって思ってくださったんです。
うれしいしかないです。8月4日にランキングがスタートした時は1位だったんですけど、後半にいくにつれて3位に落ちちゃったんです。これは活気づけないとやばいと思って、浴衣を作ったり、いろんな企画をしたりしたんですけど、最後に「ロムアンド」っていう大きなイベントがあって、そこで巻き返すことができました。
ガチイベを最初と最後に置くのが、リスナーさんとしても苦しい状況だったと思うんです。それでも一緒に戦ってくださったから、今、こういう場に立てているんだなと思ってます。
3年後には、「maito」を誰もが知るブランドにしていきたい
私が何を目的にSHOWROOMをやっているかというと、自分のファッションブランドをたくさんの方に知ってほしい。今年の1月にやっと自分のブランドが始まったんです。SHOWROOMを通してみんなに知っていただけた部分もあるので、もっと大きくしていって、たくさんの方に知っていただけたらと思います。
最近、流行っている言葉ですけど、“サステナブル”と“自分ができることから少しずつ”というコンセプトでやっています。ブランドも頑張り過ぎないで長く継続できるサステナブルなことを続けていこうと。私のブランドのタグは、全てエコなものを使っているんですね。それはずっと継続できるものなので。
今回、SHOWROOMの方をターゲットにお洋服を作らせてもらった企画があるんですけど、それも生地にサステナブルなものを使って出したり。分かりやすくて続けられることを目的としています。
私の母がパタンナーという、洋服のパターンを作る人で、父がマーチャンダイザーという仕事をやっていて。自宅のアトリエでミシンをよく使っていて、そこが遊び場だったんです。6歳ぐらいから、紙を使って自分でプリキュアの衣装を作ったりしていたので。ずっと洋服が好きで、高校生の頃から繊維の勉強をして、大学も服飾関係の学校に行って、二十歳から東京に出て仕事をしたっていう感じです。
群馬の桐生というすごく田舎育ちで、近くに川があったんです。そこでデザイン画を描いていたことが多くて。自然からインスピレーションを受けることがすごく多いです。海や山に行って絵を描いたりしていて、そこからのインスピレーションはすごく大きいと思います。
スタイリング的には、表参道とかに行って、こういうスタイリングがあるんだっていうのを発見することはあるんですけど。デザインは、自分の脳内にあることなので、いかにそれを引き出せるかっていうのは環境によるんだなっということはすごく感じています。
私がSHOWROOMと出会ったきっかけの雑誌『bis』で、今bisリーダーズっていうのをさせていただいているんです。雑誌『bis』と「maito」のコラボができるように、今は頑張って動いていこうかなと思っています。雑誌って影響力があるので、そこからの発信っていうのが大きいんじゃないかなと思っています。
今、25歳なんですけど、28歳までには誰もが知るブランドにしていきたいなって。
「いいな」でも、「悪いな」でもいいから、誰もが知ってるブランドに。1年後ぐらいにはSHOWROOMのみんなが知ってくれているぐらいの勢いで頑張りたいと思います。
まいまいさんがもっと分かる!一問一答
Q.モーニングルーティンを簡単に!
朝起きたら、ベットの横に、250ミリリットルぐらいのタンブラーを置いておいて、それを一気飲みするんです。常温になった水を一気に飲んで、顔を洗ってから、大きい窓の前にヨガマットを敷いてストレッチをしてます。
Q.ナイトルーティンを簡単に!
配信が終わった後、目が疲れるっていうのもあって、ビタミンC、サプリを3種類、夜に摂るようにしています。お風呂に好きなバスボムを入れて。長く入るときはキャンドルをたいて、音楽を流してお風呂に入ったりして、美容液も5~6種類付けて、とにかく顔を休めるための準備をしています。
Q.座右の銘は?
四字熟語は出てこないんですけど、ブランドでもあるように、「自分のできることを少しずつ」っていうのは、自分の生活の中に取り入れています。例えば、無理して朝のルーティーンをしているとストレスになってしまうから、自分ができると思った範囲を習慣付けていくっていう。
Q.周りからどんな人って言われる?
ストイックって言われます。この間、妹と配信をしたんですけど、その時にリスナーさんから、お姉ちゃんのいいところを言ってって言われて、妹が、「自分が決めたことは絶対に実現させる」っていうことを言って。みんなも共感してくれたので、そう見ていただいているのかなって。
編集より
取材を通じて、ライバーさんと言うより、優秀なキャリアウーマンにインタビューをした気分になりました。ブレないビジョンと時代を読む目にとても共感しました。まいまいさんが発表するアパレルが多くの人の生活に溶け込んでいく日が来るのを楽しみにしています。
【Information】
現在SHOWROOMを見てくれている方に向けて新作を発表しました!
是非見てください!
ブランドオフィシャルサイト maito
https://maito.official.ec/
〈撮影=長田慶 / 取材・文=池田鉄平〉
伊藤麻衣
自身のブランドmaito代表
池田鉄平
Jリーグ、国内・外資系のスポーツメーカー勤務を経て、メディア活動に転向。
各ジャンルのトップランカーを取材を行い、様々な媒体で執筆をしている。
音楽一家で育ち、過去にアーティストとしてインディーズデビューも経験。
現在、SHOWROOMでは新規イベントを募集しています!
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