

SHOWROOM AWARD 2023でAKB48グループ最優秀パフォーマーに輝いた工藤理子さん(STU48)。彼女の物語は、数え切れない挑戦と困難の中でただひたすらに自分の夢と向き合い続けた。そして今、彼女は「SHOWROOMの工藤」として知られ、多くのファンに愛される存在に。彼女の歩んできた道のり、輝かしい瞬間、そしてこれからの夢について語っていただきました。
逆境を乗り越えて輝く!内面からの輝きでアイドル界に新たな光を放つ

「アイドルになりたい!」という夢をずっと持っていました。しかし、親が反対していて、オーディションを受けることができなくて。高校3年生の夏、進路を決定しなければならない時期に、大学進学のため勉強していましたが、STU48のオーディションの情報を得て、本当に進みたい道がアイドルだと感じました。そのため、親に内緒でオーディションを受けることを決めました。
“性格”です!自分の見た目に自信がなかったため、どうやって自分を表現していくべきか悩んでいました。その時、自分の内面や明るさで人々にアピールすることを選んだんです。
SHOWROOM配信では内面を前面に打ち出している感じですか?
アイドルとして、多くの人にとって私たちは遠い存在、いわば偶像のように見られがちです。しかし、私自身は人間らしい一面を見せることが多いんです。SHOWROOMでの配信中に感情が溢れ出て泣いたり、怒ったり、時には寝てしまったり、すっぴんのまま配信することもあります。私のこの人間らしい部分、ありのままの姿を受け入れてくれる人がたくさんいることが非常に心強いです。自分の全てをさらけ出し、それに対するサポートを受けることが、私にとって大きな支えとなっています。
自分の内面をさらけ出すようになったキッカケはあったのですか?
実は、アイドル活動を始めた当初から、自分の内面を隠すことなくさらけ出してきました。理想のアイドル像というものは確かにありますが、私は自分がアイドルを好きになった理由、推しメンバーへの思いを忘れずに、自分自身を偽ることなく表現することを選びました。キャラクターを作るよりも、自分自身でいることの方が自分にとっても、ファンの方々にとっても正直な関係を築くことができると思ったからです。
17歳から約5年間、アイドルとしての経験から学んだ最も大切なことは?
アイドル活動を通じて学んだ最も大切なことは、自分自身の能力を過信しすぎないことです。人は誰しも自分に期待を持ち、自己評価を高く持ちがちですが、それが過剰になると逆効果になると気づきました。自分を客観的に、俯瞰して見ることの重要性を学びました。自己批判をしながらも、それを糧にしてさらに高みを目指すことが、成長の鍵だと実感しています。
SHOWROOM AWARD 2023 “AKB48グループ最優秀パフォーマー”の軌跡とファンとの絆

SHOWROOM AWARD 2023で見事、AKB48グループ最優秀パフォーマーに選ばれましたね。
私にとって非常に大きな意味を持ちます。2023年のSHOWROOMでの活動を通じての受賞ということですが、特にAKB48G初代たいやキングの受賞は、大きなターニングポイントでした。当初はそれほど重要だと思っていなかったのですが、ファンの方々が一丸となって支え、後押ししてくれたおかげで一層努力するようになりました。この経験を通じて、ファンの方々との絆が一層深まり後の活動に大きな影響を与えました。ファンの方々と一緒に達成したこの栄誉は、私にとってかけがえのないものです。

今では「SHOWROOMの工藤」とも呼び声がありますが、配信を続けていて大変だと感じたことはありますか?
STU48として活動を始めた1年目のころ、SHOWROOM配信を毎日することが日課になっていました。しかし、次第に「今日はやりたくない」と感じる日が増えてきました。そんな状況の中、1年で配信を辞める決断をしました。その後2年間は不定期に配信を続けていましたが、2022年の終わりごろ、「自分には夢がある」と気づき、それを叶えるためにもう一度毎日SHOWROOMの配信をすることを決めました。2023年の年末には、365日毎日配信を達成。この1年間、一度も「やりたくない」と思う日はなく、むしろファンの方々と毎日楽しく話すことがモチベーションになり、悲しいことを忘れる時間となりました。逆に辛いことはなかったです。
2022年は工藤さんにとって大きな年だったんですね。
2022年は私にとって、非常に重要な転機となりました。その年、私は一つの特別なイベントに挑戦しました。そのイベントでは、上位5位以内に入賞することができれば、STU48のカップリング曲における5人選抜の栄誉を手にすることができたのです。しかし、残念ながら、私が毎日精一杯努力していたSHOWROOM配信を通じた活動にも関わらず、突然の支援要請に応じてくれるファンの方は思ったほど多くありませんでした。そのため、途中で挑戦を断念し、ギフトを受け取らないようにアンケート機能を活用する選択をしました。意外にも、この決断はファンの間で「勇敢な行動」として高く評価されました。そして12月、STU48の9枚目シングルの選抜メンバーの発表がありましたが、私は残念ながら選ばれませんでした。しかし、これを契機に、私はカップリング曲の選抜ではなく、「表題曲の選抜を目指す!」と公言しました。この公言が、SHOWROOM配信を通じてファンの方々との絆をさらに深める素晴らしい機会となりました。
STU48の飛躍―誌面掲載争奪イベントと写真集制作権での成功

昨年の「STU48×STU48Walker誌面掲載争奪イベント」で1位にも輝きましたね。
紙面争奪イベントに関しては、STU48の10枚目シングルの選抜発表が間近に迫っているという期待が高まっていました。ファンの皆さんは、去年の12月から、イベントが始まる8月までの間、SHOWROOMでの私の頑張りを見てくれていました。このイベントで1位になれば、選抜入りへの大きな影響を与えられると信じてくれていましたし、私もそう思っていました。結果として1位を獲得し、ファンの方々の期待に応えることができました。そして、STU48の10枚目シングルの選抜メンバーにも選ばれました。これは私にとって非常に大きな飛躍のキッカケでした。
その間、8ヶ月の期間で、SHOWROOMでの称号を含む複数のイベントにおいて高い評価を受け、私の名前が広く知られるようになりました。この期間は、私の存在価値を高め、私にとっての「トドメ」となるような、重要な時期でした。紙面争奪イベントは、私のSHOWROOMでの活動がどれだけファンの皆さんに支持されているかを示す大きな証となりました。
SHOWROOMソロ写真集制作権争奪イベントでも2位という。
写真集の争奪イベントは、選抜に選ばれていないメンバー限定のイベントではなく、グループの全メンバーが参加できる形式でした。そのため、選抜常連のメンバーや、グループのエースと称されるような先輩や同期も含まれていました。前回のイベントで選抜ではないメンバーの中で1位を取ることができた私ですが、今回は参加者全員が対象で、その中には非常に実力のあるメンバーもいたため、最初はあまり期待せず半ば諦めていました。
このイベントが行われていた期間は、私が出演していた舞台と重なっており、舞台に集中していたため、イベントの初めの方はほとんど参加できませんでした。舞台が終わった後は燃え尽き症候群の様な状態でしたが、そのモードでイベントには全力で取り組むことにしました。
イベントが始まってみると、予想外にファンの方々が私を押し上げてくれ、ほとんどの時間を1位で過ごすことができました。最終的には2位で終えましたが、これまで手も足も出ないと思っていたような強力なメンバーと互角に戦えたこと、そして時には1位に立っていられたことが、非常に嬉しかったです。自分がSHOWROOMでこれほどの成果を出せるようになったのは、完全にファンの方々の支えがあってこそです。この経験を通して、ファンの方々との絆の深さを改めて感じることができ、とても感謝しています。
これまでの経験を振り返ると、感慨深い経験をしていますね。
本当に感慨深い経験でした。これまでの活動が自信に繋がる大きなきっかけとなりました。過去には選抜メンバーに含まれなかったこともあり、選抜に入っても16番手という位置づけで、他の魅力的なメンバーに比べて自分を過小評価していました。しかし、今回の写真集争奪イベントで2位になることができたことは、自分自身を少しは認めても良いのではないかと思えるようになり、非常に自信を持つことができました。
自分を最優先に考えること、ファンの方々が支えてくれる限り全力で取り組むことの大切さを改めて実感しています。ファンの方々がいなければ、今の自分の自信は築けていなかったでしょう。彼らがいるからこそ、生きていく力を強く感じ、「生きてやろう」という気持ちになれます。
日本武道館を満席にできるグループになることが大きな目標です。

AKB48グループ最優秀パフォーマーに選ばれた際の反響はどうでしたか?
最優秀パフォーマーに選ばれたことに対して、前田社長から直接「工藤さんは変だ!」というお言葉をいただきました。初めて聞いた時は、どう受け取ればいいのか戸惑いましたが、その言葉には深い意味がありました。
STU48に加入した当初、私は他のメンバーと比べてかなり異色の存在でした。私は活発で明るい性格が取り柄ですが、STU48は清楚で素朴、おとなしいメンバーが多く、その雰囲気に合わせようと努力し、大人になろうとしてきました。その過程で、昔の自分を否定的に捉えるようになっていました。
しかし、前田社長の言葉は、私のそのような努力や自己否定を覆すもので、エンターテインメントの世界では、私のように異色で活発な人物が場を盛り上げ、世界を作っていくことが重要だと語ってくれました。この言葉を聞いて、私は過去の自分も含めて今の自分を全て受け入れることができました。前田社長からの肯定は、私にとって非常に意味深いものであり、自分らしさを全開で表現することへの恐れがなくなりました。これからも自分らしくあり続ける勇気をくれました。
工藤さんの個人とグループの将来の目標を教えてください。
個人的な目標としては、多くのSTU48の先輩方が卒業されるこの春に、グループが新体制へと移行することになります。私は、この新しいグループをより良い方向へ引っ張っていけるような存在になりたい。特に、劇場公演が大好きなので、もっと多くの公演を行い、いつかはソロ公演も実現させたい。ソロ公演を成功させるためには、満席にできるようなメンバーになることが目標です。
STU48としての目標は、再び日本武道館でコンサートを行うこと。前回は1期生・ドラフト3期生と6枚目シングルの選抜メンバーに選ばれた一部の2期生で立ったのですが、私は参加できなかったので今度はSTU48全員で立ちたい。新体制のもとで、アイドルとして新たなステージへと進むこと、そして日本武道館を満席にできるグループになることが大きな目標です。
夢の追求とファンとの絆!STU48メンバーの未来への展望

色んな夢を語ってもらいましたが、目標を達成するために取り組みたいことはありますか?
LOVE ME DOさんに占ってもらった時、グループをより良くするためには、「私の持ち前のサービス精神と明るさを活かす」ことが重要だと言われました。メンバーを明るくし、モチベーションを高めることで、グループ全体がもっと良い方向に進んでいくとのアドバイスを受けました。私は自然と場を盛り上げることが得意なので、この能力を活かしてメンバーを明るい気持ちにさせ、グループの雰囲気をより良いものに変えていきた。このような取り組みを通じて、グループ全体のモチベーションを高め、共に成長していくことを目指しています。
30代、40代の自分はどのようなイメージを持っていますか?
正直、全く想像がつきません。具体的なイメージはありません。ただ、今のこの明るさを保ちながら生きていくことは間違いないと思います。人生の各段階で新しい夢を見つけ、それを追い求めることになるでしょう。私は常にその場その場で夢を見つけては追いかけている。例えば、「写真集を出したい!」という夢があり、そのために書き初めに「写真集」と書いたところ、まさにその夢に向かって進むチャンスが舞い降りてきました。30歳や40歳になっても、このように自分の夢や目標に向かっていく姿勢は変わらないと思います。
成功者はみんな共通して「自分は運がいい!」と言います。工藤さんは運がいいと感じることはありますか?
実は以前は自分は運が悪いと思っていました。2023年の始めに占いを見たところ、「5月12日から運が悪くなる」と言われ、最悪だと感じていました。しかし、チャンスを掴むために、指原莉乃さんが雑誌の記事で紹介されていた「家を綺麗にすること、よく寝ること、よく歩くこと」の3つを徹底して実践。家を常に綺麗に保ち、十分な睡眠をとり、毎日歩くことを心がけました。
そして5月12日、私のファンの総称「おりこうさん」の誕生のきっかけが生まれました。この名前は、たまたま私の配信を見ていた日向坂46のファン、「おひさま」の方々とのやりとりから生まれました。この日が占いで運が悪くなると言われていた日でしたが、実際にはファンの方々が増え、「おりこうさん」という名称も誕生し、私を応援してくれる人が増えた記念すべき日となりました。これをきっかけに、私の運気は急上昇しました。ポジティブな姿勢が良い運を引き寄せると信じています。
最後にファンへのメッセージをお願いします。
ファンの皆さんには、いつも私の配信を見てくださり、本当にありがとうございます。感謝の気持ちを伝えるとともに、これからも私の最大の支援者でいてほしいと願っています。私も皆さんのことを最大の味方として支えていきたいと思っています。この繋がりを大切にし、お互いに支え合っていければと思います。

〈撮影=長田慶 / 取材・文=池田鉄平〉

STU48 工藤理子
2002年3月29日生まれ、山口県出身。2019年にSTU48に2期生として加入し、2021年に正規メンバーに昇格。2023年11月1日にリリースされたSTU48の10thシングル「君は何を後悔するのか?」にて初の選抜メンバー入り。

池田鉄平
Jリーグ、国内・外資系のスポーツメーカー勤務を経て、メディア活動に転向。
各ジャンルのトップランカーを取材を行い、様々な媒体で執筆をしている。
音楽一家で育ち、過去にアーティストとしてインディーズデビューも経験。
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